旨味と歯ごたえのいい、ヒラタケを家庭で栽培してみませんか?
原木栽培は大変ですが、菌床栽培なら比較的簡単に育てていくことができます。
では、菌床栽培を行う上で気を付けるべきポイントと収穫時期について話していきます。
菌床栽培の温度や湿度管理について
原木栽培は榾木(ほだぎ)を準備し、穴をあけて、その中に種駒を埋め込むなど大変です。
しかし、菌床栽培であれば扱いやすく管理しやすいです。
菌床栽培のポイントは、湿度と温度の管理をしっかりと行うことです。
ヒラタケ栽培キットを使えば、簡単に育てていくことができます。
水やりのタイミングは朝に一度、まんべんなく霧吹きなどで土の表面に水を与えます。
管理する場所は、薄暗く、急激な温度変化のないところを選びましょう。
特に、高温となるような場所は避けるようにしてください。
また、栽培時の温度は夜間の最低気温15℃以下が最も適しています。
さらに、10℃~18℃くらいの温度が数日間続くと発芽しやすくなるようです。
菌床栽培の収穫時期について
ヒラタケの旬は11月~3月、つまり冬のキノコとして取り扱われているようです。
天然のヒラタケは、大きなものになると数㎏にまで成長するそうです。
味や香りから見れば天然のものにはかないませんが、それでも美味しいキノコを食べられます。
菌床栽培では、育て始めてから数週間のうちに発芽から収穫までを期待できます。
収穫するキノコの大きさですが、みなさんの好みに応じて収穫してください。
500円玉くらいの大きさでも大丈夫ですし、それ以下の大きさでも収穫できます。
いろいろと試してみて、好みの収穫時期を探してみましょう。
収穫した後は、表面を削り、そこへ赤玉土を入れ、湿度をしっかりと保つようにしてください。
そうすると、ヒラタケをまた収穫することができます。
まとめ
ヒラタケは冬のキノコに分類されており、発芽には最低気温が15℃以下の環境が必要です。
毎朝しっかりと水やりを行い、温度管理をしていけば収穫する日もそう遠くありません。
野菜を育てたいけれど難しい場合に、ヒラタケなら室内で育てられますのでおススメです。
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