最近ではなめこの調理法もいろいろなものがつくられて、みそ汁の具やごはんのおかずだけでなく、デザートにも用いられているそうです。
今回はそんな私たちの生活に浸透しているなめこの鮮度について、記事を書いていきたいと思います。
なめこの新鮮さの持続性
なめこは、ほかのキノコに比べて鮮度が落ちるのが早いです。
というのも水分を通常のキノコよりも多く含んでいるため、雑菌が繁殖するのがとても早いからだそうです。
繁殖しやすい菌は乳酸菌で、乳酸菌がたくさん増えてくると酸味が増してしまうそうです。
乳酸菌はヨーグルトなどにも入っていますが体にいいものとそうでないものがあり、なめこに繁殖するものは後者の方のようです。
なので酸っぱいからと言って体にいいとは言い切れないそうです。
このため真空パックでないものは、3日以内に使い切ってしまうことをお勧めします。
真空パックの冷凍保存であれば2週間から4週間持たせることもできます。
なめこの鮮度の判別方法
新鮮ななめこは、切り口が白っぽいです。
なめこに雑菌が繁殖するのは大抵切り口であるそうなので、切り口が通常のものよりも茶色いものは購入してもすぐに傷んでしまいますので、お勧めはしません。
この茶色い切り口は腐り始めのサインとなりますので、切り口に注目して判別するのが無難かもしれません。
真空パックされたなめこはおがくずがついていることが多いので、水である程度汚れを洗い流し、湯通しをして熱を加えてあげましょう。
なめこの保管方法
真空パックのものでも冷蔵保存であれば1週間と持ちませんので気を付けましょう。
冷凍保存でもなめこは味や見た目に出る影響が少ないので、食べきれなく使う予定にめどが立たなかったら冷凍保存をお勧めします。
株に生えているようなものは、切り分けないようにすると雑菌の繁殖が抑えられますのでむやみに切らないようにしましょう。
まとめ
なめこは案外デリケートで長持ちしないきのこだということが分かりました。
おいしく体にも良いなめこですが、調理の際はぜひ鮮度に気を付けて使用していきたいですね。
少しの工夫でおいしく楽しく食べられると思います。
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