生後から1年を過ぎ歯も生え出して来た頃、そろそろ別の離乳食をとお考えのお母さんもおられると思います。
ここでおさらいです。
離乳とは、母乳やミルクを飲んで育った赤ちゃんが、日に日に固さや形あるものにも慣れていき、いわゆる子供の食事として食べることが出来る事です。
当然ながらそこには個人差がありますので、日々の子育ての中で成長度合いや発達具合に合わせて進めることが大事です。
そこで今回は、一般的に生後12~18か月の赤ちゃんになめこを離乳食として食べてもらう場合の冷凍保存法やその離乳食としての調理レシピのひとつをご紹介したいと思います。
目次
なめこの離乳食はいつごろから始めたら?
なめこの特徴は、その「ぬめり感」です。
その“ぬめり”のため、歯が生えていない頃は食べにくいので、離乳食として食べてもらう目安は生後12カ月以降から18カ月ぐらいが適当と思われます。
ぬめりの成分が消化を助けて胃壁を守ってくれるので、赤ちゃんには強い味方になるはずです。
赤ちゃんによいなめこの食べ方は?
なめこはぬるぬるしているので、赤ちゃんにとっては、少し食べにくい食材と言えます。
食べ方としては、なめこのぬめりを取ってから細かくみじん切りにした方がよいでしょう。
ぬめりはしっかりと沸騰したお湯で軽く茹でると適度にとれます。
離乳食後期でなめこの冷凍保存のやり方は?
☆なめこの冷凍保存(離乳食後期)
<材料>
なめこ 1袋
<手順>
1.小鍋にお湯を沸かして沸騰したら、なめこを入れて茹でながらあく抜きをする。
なめこ独自のぬめりが出ます。
2.茹で終わったら水を切り、キッチンばさみで適度にカットします。
3.冷凍保存ができるケースに小分けして入れて、しばらくたって冷めた状態になってから冷凍保存します。
あとは、離乳食の食材としてお使いできます。
離乳食完了期でなめこのレシピは?
☆なめこご飯(離乳食完了期)
<材料>
なめこ 1袋(100g)
水 約100CC
塩または醤油 少々
砂糖 ひとつまみぐらい
<調理手順>
- なめこを細かくみじん切りにします。
- 水を入れた小鍋にみじん切りしたなめこ、調味料(塩または醤油・砂糖)を入れて火にかけます。
- ふつふつとしたら弱火にしてから蓋をして約10分経ったら完成です。
- ご飯に混ぜます。
アレルギーは大丈夫?
なめこは一般的にアレルギー症状が出にくい食品であると言われています。
しかし、前述したように赤ちゃんによっては個人差がありますのでそこは注意が必要です。
赤ちゃんに食べさせて万一、下痢・嘔吐・じんましん・口の周辺の赤み等の症状が現れた場合には、なめこが原因の可能性も考えられます。
速やかに医療機関で診てもらいましょう。
まとめ
以上、今回は生後12~18か月の赤ちゃんになめこを離乳食として食べてもらう場合の冷凍保存法やその離乳食としての調理レシピのひとつをご紹介させていただきました。
そして最後に、参考までになめこのアレルギーについて述べさせていただきました。
これからすくすくと育つ赤ちゃんには、楽しい雰囲気の中で食べる喜びを感じてほしいですね。
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