私の近くのスーパーでは、真空パック入りのなめこしかお目にかかれません。
残念なことに、結婚してからなめこなるものに出合った私は、出身地にもなめこがあったかどうか記憶が定かでないのですが、あちらこちらで調べた結果を報告したいと思います。
なめこの人工栽培方法
軸付きのなめこでも、天然でないものは原木栽培と菌床栽培に分けられます。
原木栽培とは、天然ものに近い栽培法です。
なめこが床にするブナやナラの木に菌を打ち込み栽培する方法です。
菌床栽培は容器におがくずとヌカやふすまを混ぜ、菌を植込み培養する方法です。
天然ものは、栽培されたものとは比べ物にならないほどおいしいそうです。
真空パックものしかしらない私にはそんなものなんだろうなぁとしか言えませんが、他の食べ物で考えたら納得がいきます。
キノコは改良していない?
畑の野菜は、食べやすいように改良を加えられていますから、元の野菜などは硬かったり苦かったりで食べられたものではないのが想像できます。
しかし、キノコで考えてみれば改良されたキノコというのはあまり聞いたことはありません。
むしろ、渓流釣りを楽しむ人が釣りよりキノコ狩りに精を出してしまった、というブログは見たことがあります。
キノコは菌ですから、菌を改良するのは難しい、というより無駄だと思うのですが、どうでしょうか。
天然なめこのはどうやって手に入れる?
天然ものといっても、お取り寄せなどで手に入ります。
ブナやナラ林に出向かなくても、電話やメール一本で送ってくれます。
しかし、キノコの恐ろしさは似たような形でも毒のある別物だったりしますから、信用のおける店で購入するのが第一です。
下ごしらえ
天然なめこの軸は硬くて食べられないそうです。
傘だけにして、流水で洗うとぬめりが出てきてゴミなどが取れやすくなります。
きれいにしたなめこをさらに冷蔵庫で半日置くと、さらにつやが出ておいしくなります。
なめこは栽培ものであっても、水につけるとさらにぬめりが出てきます。
水につけてもぬめらなかったらなめこでない危険があるので、捨てましょう。
それから虫出しという工程も入れてください。
ぬるま湯に塩を入れてしばらく(5~10分)置きます。
傘の裏や軸に虫がはいっていることがあるからです。
キノコは洗ってはいけないという説もあります。
確かに香りが命のキノコは、洗うと香りがなくなってしまいます。
しかし、なめこに限って言えば洗うのが原則です。
パック入りのなめこであっても、パッケージに『そのまま使ってください』と明記していなければ洗う方がいいです。
水でさっと流すだけでいいのです。
ゴミが付いていることが多いからです。
そして、生では食べられません。
キノコはさっと湯がいて食べましょう。
どんな食べ方があるでしょうか
意外ですが、天然なめこはすき焼きの具にいいそうです。
私の知っている真空パックなめこは小さいので、すき焼きの鍋に入れようものならどこかに消えてしまいます。
天然なめこは大きいのですね。
アミ焼きやソテーなどでもおいしいそうです。
大きなものは切っておろし和えに使うようです。
食べてみたいなー。
まとめ
キノコは好きだけど、なめこは結婚するまで食べたことがなかった私ですが、調べるうちに今日はなめこ汁にしようか・・・と思うくらい、あちらこちらのサイトでは『おいしい』の言葉の嵐でした。
日本しか、なめこは食べないというトリビアも知ってしまった・・・。
今日もなめこ汁か、おろし和えだな。
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