なめこはその独特の触感と味わいから、日本の食文化に広く浸透しています。
また、最近の研究では多くの栄養素を持ち、美容と健康にいいことから再注目されている食材と言えるでしょう。
今回は、そんななめこの保存に関する内容について書いていきたいと思います。
なめこの賞味期限
なめこは常温ですと、その水分量の多さからあまり長持ちはしません。
というのもぬめりの部分には多くの栄養が含まれており、雑菌の繁殖にとって都合がいいという訳です。
雑菌の繁殖が進んでくると、酸味が増してきます。
食べられないこともないと思いますが、酸化が進んだなめこはお世辞にもおいしいと言えないのでお勧めはできません。
常温ならば購入当日か3日以内には消費しておきたいところですね。
なめこの保存方法
なめこは常温では1~3日ですが、冷蔵庫に入れれば真空パックでなくても5日程度は持たせることができると思われます。
腐敗が進んだなめこは石突など収穫した部分が黒く変色してくるので、心配であれば観察してみることをお勧めします。
なめこは傷から雑菌が入りやすく、ぬめりの酸化の比でないくらい傷口の劣化は早いので、取り扱いはなるべく慎重にしましょう。
真空パックであれば1週間程度は持たせられます。
もし、長期間使う予定がないのであれば冷凍保存をしておきましょう。
真空パックをしたうえで、冷凍保存ならば4週間程度は保存することが可能です。
冷蔵庫に入れるときは冷凍室も有効活用しましょう。
食べる前の準備
解凍する際は流水、自然解凍など緩やかに溶かしてあげましょう。
冷蔵庫に入れたものはあまり強くこすらず、お湯で軽く30秒ほど湯通ししてから調理するようにしましょう。
汚れと雑菌はこのようにすれば大抵は落とせるそうです。
まとめ
多くの栄養素を含んでいて、美容、スタミナ増強効果も期待できる機能性が抜群のなめこ。
最近ではデザートなどにも使用されるなど、活躍の場を広げています。
冷蔵技術が進んで、もっと手軽においしく食べられるようになるとよいですね。
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