日本では主に中華料理店などでよく見かけるきくらげですが、栽培はどのように行うのでしょうか。
この記事では、きくらげの栽培方法について、主に必要な道具についてご案内いたします。
きくらげを栽培するのに必要なものはこれ!
きくらげの栽培方法には、菌床をつくって栽培する菌床栽培と、原木で直接育てる原木栽培の二種類があります。
ここでは、原木栽培に必要な道具についてご案内します。
原木栽培は、菌床栽培よりもやや難しいといわれています。
原木
まず、きくらげを育てるための原木は必須です。
日本の広葉樹であれば比較的なんでも使用することはできます。
しかし、私有地の木を勝手に伐採するわけにはいきません。
原木はホームセンターや林業組合で買うことができるほか、オークションなどでも手に入れられる可能性があります。
また、知り合いに森を持っている人や、公園の木のせん定を行う人がいれば、安く譲ってもらうこともできるかもしれません。
ドリル
きのこの菌を植え付ける原木に穴をあけるために使います。
ホームセンターなどに売っています。
ドリルの大きさですが、きくらげの菌を植え付ける穴の目安は、直径8ミリ~9ミリほどですので、その大きさの穴を空けることができるものを選びましょう。
ちなみに、穴の深さは30ミリくらいが目安です。
コモ
きくらげの菌を植えた原木を、保湿するために巻き付けます。
主に園芸用品店に売っています。
遮光用のネット
きのこは大変デリケートですので、日あたりや温度を調節する必要があります。
きのこに適切な日陰や温度を作るために遮光ネットを使います。
日の当たらないところに原木を置く場合は必要ありませんが、天気や時間帯によって日当たりが良くなってしまう場合は、遮光ネットで遮りましょう。
まとめ
きくらげ栽培に必要なものをまとめてみました。
栽培には肥料類は必要ありません。
きのこの栽培にとって最も重要なのは、湿度などの環境を整えてあげることです。
道具を揃えたら、あとは美味しくきくらげを食べる日を思い描いて、心をこめてお世話をしてあげるだけですね。
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